グレッグ・イーガン『万物理論』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488711022/oksbookcase-22/ref=nosimAmazonで予約可能になっていた。文庫で¥1,260ということは相当分厚いのか?

アトム・エゴヤン映画祭

http://www.imageforum.co.jp/egoyan/サイトのコンテンツができていた。上映日程も発表。

米映画監督のラス・メイヤー氏が死去

http://www.asahi.com/obituaries/update/0923/001.htmlラス・メイヤーも亡くなると朝日の記事になるのか……とか、変なところに感慨。

「奇人・変人・名探偵?」(ニュースな本棚)

web

http://media.excite.co.jp/book/news/topics/099/「失敗する探偵」ということでバークリーの『ジャンピング・ジェニイ』なども取り上げられています。ロジャー・シェリンガムも「探偵小説を読みすぎた」ために妄想推理を繰り広げる探偵ということで、「ドン…

【波状言論】13号(7月A号)

http://pay.nifty.com/pay/servlet/pr?i=BFIN054661&pid=BFGK099789 読み逃していた13号のバックナンバーが販売されていたので、購入してみた。阿部和重+法月綸太郎+東浩紀の座談会は、突然「電車男」の話題が出てきたりするところが世間話っぽくていい。

『無間道』シリーズ

m @ s t e r v i s i o nに『インファナル・アフェア』シリーズ3作のレビューが出ていた。1作目だけ見ておけばいいような感じだな……。(1作目はたしかに良かったです)

法月綸太郎『生首に聞いてみろ』

http://www.kadokawa.co.jp/book/200000000181/index.html?select=osusume 9月27日発売予定。

アレン・カーズワイル『形見函と王妃の時計』

http://www.sankei.co.jp/news/040920/boo010.htm 青山南氏の書評。

試しに復活

下の日付を見ると休眠させてから1年くらい経つのですが、何となくウェブ上に簡易メモ置き場が欲しくなってきたので、一時的に復活させてみることにしました。今後どのくらい続けるか、とかの計画は未定。

ジーン・ウルフ『ケルベロス第五の首』

bibid:02461568 The Fifth Head of Cerberus (1972) / 柳下毅一郎訳 / 国書刊行会 ISBN:4336045666面白く読めたし、凄い作品なのだろうと思うけれど、この手の文学的に書かれたSF小説を読むとどうも、これを遠い異星というSF的な舞台設定でやる必要はあった…

ホセ・カルロス・ソモサ『イデアの洞窟』

bibid:02463098 La caverna de las ideas (2000) / 風間賢二訳 / 文藝春秋 ISBN:4163231900古代ギリシャを舞台にした探偵小説に、翻訳者が「直感隠喩法」なる怪しい文学理論にもとづいた電波読解の脚注を書き付けていく……というメタフィクション小説。予想通…

20040728

○http://www.casa-esperanza.net/ 7月31日から公開。ジョン・セイルズ監督の新作が久々に日本で劇場公開されるのは嬉しいんですが、正直見に行くべきなのか微妙な内容のような……。

『ユリイカ』2004年8月号: 特集「文学賞 A to Z」

『小説トリッパー』に続いて『ユリイカ』も文学賞特集。看板の記事は大森望・豊崎由美の『文学賞メッタ斬り!』コンビと島田雅彦による「Z文学賞」。対談の内容はそこそこ面白かったけれど(特に島田雅彦の発言は「一人称から三人称に転換するのは作家にとっ…

『オープニング・ナイト』

Opening Night (1978) / 監督: ジョン・カサヴェテス冒頭から影を落とす死んだ少女の話は良くできていると思うけれど、劇中劇もので作中の演劇が見たいと思えないものだとつらいな。前作の『こわれゆく女』もたしか精神不安定なジーナ・ローランズに周りの人…

ヤン・シュヴァンクマイエル短篇集

渋谷シアターイメージ・フォーラムのhttp://www.imageforum.co.jp/svank/、Fプログラムの短篇集を鑑賞。上映作品は以下の通り。自然の歴史(組曲) / 部屋 / 対話の可能性 / 地下室の怪 / 陥し穴と振り子 / 男のゲーム / セルフポートレート / 闇・光・闇ど…

20040725

○http://www.h4.dion.ne.jp/~wsdsck/contents/joze_to_tora_to_sakanatati.html(7月31日〜8月6日) 『オアシス』は見逃しているので気になる。(http://6928.teacup.com/mastervision/bbsより)○というか評判を耳にするにつけ、『ジョゼと虎と魚たち』に足…

20040724

○http://d.hatena.ne.jp/machizo3000/20040723#p1 TVで本人が自己紹介しているのを聞いたら「キルステン・ダンスト」が一番近そうだったのでこの表記にしています。(しかし、彼女は果たして美人なのか、ということに比べたらごく些細な問題のような気もする…

筒井康隆『富豪刑事』

新潮文庫 ISBN:4101171165大富豪の跡取りである刑事が、金に糸目をつけないスケールの大きな捜査方法で事件を解決する。いまさらながら、軽く読めて「特殊探偵」ものとして面白い作品集。冒頭に登場するのが「アルフレッド・ヒッチコックそっくり」の警視な…

『青山真治と阿部和重と中原昌也のシネコン!』

bibid:02456253 リトル・モア ISBN:4898151329三人の映画談義本。三人とも好みが似通っていて、それを他人に啓蒙しようとする気もないようなので正直なところあまり面白くない。ジョン・カーペンターとブライアン・デ・パルマを、時代錯誤だけれど愚直で愛す…

上島春彦・遠山純生『60年代アメリカ映画』

bibid:02010381 エスクァイアマガジンジャパン ISBN:4872950763『俺たちに明日はない』の1967年からニューシネマ革命がはじまった、というような史観ではなく、1960年代の10年間を射程にして、「赤狩り」映画人の復権、ヘイズコードの撤廃、暴力描写の発展な…

Bloglines

web

はてなアンテナの代替というわけでもないけれど、最近はRSS対応のウェブサイトはどちらかというとhttp://www.bloglines.com/で更新をチェックすることが多い。見出しだけ斜め読みしたりもできて便利。RSSリーダーは自分のPCで動かす形式のもいくつか試してみ…

20040720

○いまさら知ったのだけど、はてなアンテナにはhttp://a.hatena.ne.jp/checkというのも用意されていたのか。これを使ってみたら更新が反映された。(はてな側の自動巡回が滞っているのかも)○http://homepage3.nifty.com/sugiemckoy/diary/200407-3.html#2004…

マーティン・ベッドフォード『復讐×復習』

ASIN:4594026095 Acts of Revision (1996) / 浜野アキオ訳 / 扶桑社ミステリー文庫 ISBN:4594026095ぼくの名はグレゴリー・リン。三十五歳。孤児で独身で四歳半のときから一人っ子。……と語りはじめるサイコ犯罪者の一人称小説で、すごい傑作とは思わないけれ…

『ザ・プレイヤー』

The Player (1992) / 監督: ロバート・アルトマンハリウッドの虚実を描いた業界内幕もの……かと思ったら、筋書きは普通のサスペンスだった。最後に何とか映画の話を絡めて帳尻を合わせているけれど、それまでは別にハリウッドが舞台じゃなくても成り立つよう…

『群盗、第七章』

Brigands: Chapitre VII (1996) / 監督・脚本: オタール・イオセリアーニオタール・イオセリアーニ特集上映「http://www.bitters.co.jp/otar/index.html」にて鑑賞。カルヴィーノの『冬の夜ひとりの旅人が』みたいな枠物語を使って、中世・ソ連時代・現代の…

阿部和重『映画覚書 Vol. 1』

bibid:02444056 文藝春秋 ISBN:416365920X阿部和重の映画批評集。書店で覗いてみたら、スティーヴン・ザイリアン監督の『ボビー・フィッシャーを探して』を論じているのが目に留まったので購入してみた。その『ボビー・フィッシャーを探して』評は面白かった…

『スチームボーイ』

ASIN: 4048537644 2004年 / 監督: 大友克洋主人公が宝物(「スチームボール」)をめぐる争奪戦に巻き込まれ、それを軍事兵器に利用しようとする組織に狙われる……という宮崎駿の『ナウシカ』『ラピュタ』みたいな話を、歴史上のヴィクトリア朝英国を舞台に展…

20040717

○奥田英朗『空中ブランコ』ISBN:4163228705、地元の図書館を覗いてみたらすでに「予約数: 47」になっていて、さすがに直木賞の影響力はすごい。

20040716

○http://www.asahi.com/national/update/0716/008.html 伝説的なチェスの名手、ボビー・フィッシャー氏は日本にいたらしい。といっても僕は映画『ボビー・フィッシャーを探して』で名前を知っていた程度だけれど。○『ボビー・フィッシャーを探して』(http://…

20040715

○折原一氏の日記http://homepage3.nifty.com/orihara1/diary.htmで紹介されている、http://www.bunshun.co.jp/book_db/html/3/23/19/4163231900.shtmlISBN:4163231900。作中作もので翻訳者が出しゃばって脚注を書き付ける話、というとナボコフの『青白い炎』…