懐かしの『MOTHER』

糸井重里のインタビュー記事。連載ものらしい。

『MOTHER』はおなじみの「剣と魔法」のファンタジー世界ではなく、『E.T.』やスティーヴン・キングの小説のような現代アメリカの普通の町を舞台にしたR.P.G.の名作。内容も良かったけれど、鈴木慶一の手がけた音楽もまた素晴らしかった。ゲーム音楽で、サウンドの質は別にして単純にメロディの良さであれだけ聞き惚れてしまう出来なのは、他に『ファイナルファンタジー』の初期くらいしか知らない。

続編の『MOTHER 2』は、ゲームバランスの点では経験を積んで前作よりもはるかに向上していたけれど、楽曲は前作の焼き直しが多くてちょっと期待外れだった。どせいさんは可愛かったけど。