「アメリカ映画 ベストロマンス100」

先日NHK-BSで放映されていた「アメリカ映画 ベストロマンス100」の元になった、アメリカ映画協会(AFI)選出の"Passion"な作品リスト。(id:yukatti:20030712より)

このシリーズは、物語の形式で分類するのではなくて、"PASSIONS"、"THRILLS"、" LAUGHS"、というふうに「その映画が呼び起こす感情」をもとに作品を選出しているのがちょっと独特。なので複数のカテゴリで上位入選している作品も結構ある。

上位に入っている作品のうち観たことがあって好きなのは、『素晴らしき哉、人生!』(8)、『アニー・ホール』(11)、『レディ・イヴ』(26)、『或る夜の出来事』(38)あたり。1930-40年代あたりの作品は題名も聞いたことがない作品が結構入っていて、これは僕が知らないだけなのか、戦争を挟んだ時代なので米国と日本のあいだで受容のギャップがあるのかはよくわからない。

ちなみに、この番組を映像で見て一番インパクトが強かったのは、97位の『グリース』(1978)。主演のジョン・トラボルタをはじめとするすべての登場人物が揃ってヤンキー漫画のような格好をしている青春もので、いま観たら悶絶する人が出そう。