『オープニング・ナイト』

Opening Night (1978) / 監督: ジョン・カサヴェテス

冒頭から影を落とす死んだ少女の話は良くできていると思うけれど、劇中劇もので作中の演劇が見たいと思えないものだとつらいな。

前作の『こわれゆく女』もたしか精神不安定なジーナ・ローランズに周りの人が振り回される話だった気がする。これは観客が「こんなうざい女どうでもいいよ」と思ってしまうと成り立たない話ではないかと思った。