book

『海辺のカフカ』評(ふぬけ共和国・マンガ)

http://picnic.to/~funuke/comic03/turezure081.html#umibeno 村上春樹の作劇法をひと言で言ってしまうと、「ありきたりな物語を一度解体して、もう一度組み立て直すときに完全にきっちりと組み立てない」 という指摘は的確だと思う。たぶんそれが一番わかり…

滝本竜彦インタビュー(esbooks)

http://search.esbooks.co.jp/esb/author/20030813takimoto/01.html ところで独り暮らしをしている人間には、もしかしたら脳内彼女って必ずいるんじゃないでしょうか。 いや、そんなことはない……と一応サンプルのはしくれとして打ち消す証言をしておく。「脳…

創元推理文庫 2003復刊フェア

http://www.tsogen.co.jp/store/fair0308_1.html 来月発売らしい。 アントニー・バークリー『ピカデリーの殺人』 M・D・ポースト『アブナー伯父の事件簿』 は、そのうち読もうと思っていたので買っておこうかな。

占い式!漫画ナビ

http://media.excite.co.jp/daily/thursday/030807/ 話題の記事なので今更ですが。こういうのは幅広く読んでないと書けないからなかなか大変なんでしょうね。ちなみに最初やってみたら「グループA」で、後でもういちど答えてみたら「グループC」に行った。性…

『エドウィン・マルハウス』礼賛の弁

個人的な思い入れを書いておくと、『エドウィン・マルハウス』は僕が小説に求める愉しみのすべてが詰まった本です。海外文学なんて普段は興味ないという人も、ぜひ試しに読んでみてくれると嬉しい。高橋源一郎はかつて、別の本の書評で次のように書いていた…

白水社サイト更新

噂をすれば、来ましたね。 http://www.hakusuisha.co.jp:591/FMPro?-db=shosekidata.fmj&-format=detail.html&ISBN=4-560-04768-5&-Find Amazon.co.jpでも取扱開始。 ISBN:4560047685 bk1では現在「24時間以内に発送」状態。他の書店にも入っているようなの…

『エドウィン・マルハウス あるアメリカ作家の生と死』(白水社)

結局、正式な発売日はいつなんでしょうね? 以下のところなどでは購入できるようです。(現時点では取り寄せ) bk1(http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=p-ogiso00144&bibid=02352622&volno=0000) 旭屋書店 netdirect(http://www.netdir…

西澤保彦『神のロジック・人間のマジック』評(Junk Land)

http://www.cc.rim.or.jp/~yanai/ 本日付のトップページ。面白そうですね。 ISBN:4163218408

独断と偏見で選ぶ翻訳ベスト50候補

http://homepage3.nifty.com/hon-yaku/tsushin/hihyo/Best50.html という記事を見つけた。ちゃんと原文と比較して感心した作品を選定しているらしい。「原著者が日本語で書くとすればこう書くだろうと思える翻訳」という基準は共感できる。まだ未完成のよう…

ロバート・R・マキャモン『魔女は夜ささやく』(文藝春秋)

マキャモンの復帰作。上下巻の大作らしい。8/30発売予定。 http://www.bunshun.co.jp/newbook.html

『ヘルタースケルター』あるいは日本人の顔はなぜ小さくなったのか

http://diary.lycos.co.jp/view.asp?QnDiaryId=13190&QnCommentid=2301487&QsSortOn=R&QsSortType=old right br@in news の2003-08-01付。

アレン・カーズワイル『驚異の発明家の形見函』評(山形浩生)

http://www.post1.com/home/hiyori13/cut/cut200301.html 山形浩生が書評を書いていたことに気がついた。ちなみにまだ読めていない。 ISBN:4488016359

ボブ・ショウ『去りにし日々、今ひとたびの幻』(サンリオSF文庫)

「Bookstore Me」の2003-07-29(http://home.u04.itscom.net/tmizo/buy/200307.html#29_t2)より。その道では有名なSFミステリの傑作らしい。読んでみたいけれどサンリオ文庫では簡単に手に入らないか。適当に検索してみたらちょっと関連する記事を見つけた。 …

ナボコフ『青白い炎』

その『青白い炎』は、若島正の読書日記(http://www.wombat.zaq.ne.jp/propara/diary.html)(2003-07-01)によると、ちくま文庫で復刊の予定があるらしい。『青白い炎』はナボコフの代表作のひとつと言われる作品。図書館で借りて読もうとしたことがあるけれど…

『本の雑誌』2003年8月号

http://www.webdokusho.com/frame-honshi.htm たまたま目を通してみたら新元良一「翻訳文学ブックカフェ誌上篇」のゲストが柴田元幸で、ミルハウザーとの馴れ初め(?)なんて話題も出ていた。ミルハウザー自身は「みんな僕をナボコフに似ているって言うけれど…

『エドウィン・マルハウス あるアメリカ作家の生と死』書影

復刊ドッココムに掲載。 http://www.fukkan.com/sell/index.php3?mode=detail&i_no=13580117 「幻の名作、ついに復刊!」とのこと。この本の話題は発売までひたすらage続ける予定なのでよろしく。

グレッグ・イーガン『しあわせの理由』評(「見下げ果てた日々の企て」)

http://picnic.to/~mhk/diary/diary0307b.htm#shiawase グレッグ・イーガンの小説がパズラー系ミステリの構造と親和性あるんじゃないかというのは僕もたしかに考えていて、例えば『宇宙消失』みたいな「論理のアクロバット」系の作品なんかは、延々と探偵の…

納涼! ホラー・ジャパネスク

http://media.excite.co.jp/daily/thursday/030717/ ホラー評論家、東雅夫氏による日本ホラー案内。ホラーなのかどうかは別として、とりあえず津原泰水の『ペニス』を褒めているので好印象。

直木賞・芥川賞

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030717i112.htm http://www.asahi.com/culture/update/0717/006.html 石田衣良『4TEEN フォーティーン』は、そのうち読みたい。

題名のない読書日記

本田健の植民地(http://picnic.to/~hdk/) 以前、掲示板に書き込んでくれたこともある本田健さんのサイト。今回過去の読書日記(http://picnic.to/~hdk/fragment/f05.htm)を覗いてみたら面白い試みをやっていて、そのほとんどの記事で本の題名を伏せたまま感想…

グレッグ・イーガン『しあわせの理由』(ハヤカワSF文庫)

早川書房の刊行予定によると、発売予定日は2003-07-18とのこと。 http://www.hayakawa-online.co.jp//haya/download/kankoyotei/aka0307b.htm 収録作の情報が出ていた。 http://www.fan.gr.jp/~hosoi/diary/200307b.html#14_t1

第129回直木賞候補作発表

http://bunshun.topica.ne.jp/kakusho/naoki/naoki.htm 伊坂幸太郎『重力ピエロ』が入っていますね。

三浦雅士『村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ』

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/?aid=p-ogiso00144&bibid=02342909&volno=0000 いまひとつ内容が見えないのだけど、ミルハウザーの名前が出ているので目を通しておくべきか。

サラ・ウォーターズ『半身』(創元推理文庫)

http://www.aw.wakwak.com/~w22/384.htm 各地で話題の本。予備知識を仕入れすぎないうちに早く読まないとなあ……。ちょうどタイミングが良かったのでこちらも追加。 http://d.hatena.ne.jp/makito/20030707#p3

クリストファー・プリーストのスリップストリーム小説10選

http://ensemble-sf.org:8080/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=25&forum=1 というのがあるらしい。ensemble.index(http://ensemble-sf.org:8080/modules/news/)より。スティーヴン・ミルハウザーの未訳の作品集"The Knife Thrower and Other Stories"…

『エドウィン・マルハウス』ついに復刊!

すみ&にえ「ほんやく本のススメ」(http://www.aw.wakwak.com/~w22/)によると、スティーヴン・ミルハウザーの傑作『エドウィン・マルハウス』が8月上旬、白水社から出版されるらしい。未読のかたは、復刊ドットコム(http://www.fukkan.com/list/comment.php3…

Ore ni Yarasero

http://www.ltokyo.com/yanasita/works/mags/bungei.html 柳下毅一郎の未訳洋書レビュー(『文藝』に連載中)がWebにアップされていた。

東浩紀のグレッグ・イーガン論

『自由を考える』を読んだとき、論議のモデルとしてグレッグ・イーガンの小説が使えるんじゃないかと思い浮かんでいたのだけど、東浩紀の公式サイトhirokiazuma.com(http://www.t3.rim.or.jp/~hazuma/)によると、ちょうど『SFマガジン』8月号にグレッグ・イ…

「本の雑誌」木村晋介氏の『半落ち』批判

愛・蔵太の気ままな日記(2003-06-24)(http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20030624#p3)によると、「本の雑誌」2003年7月号の木村晋介氏のコラムが痛烈な『半落ち』批判を繰り広げているらしい。「『海辺のカフカ』の小説的メチャクチャさを痛快に暴いた回」…

『サロン・ドット・コム』補足

TUD's Diaryの「追追記」(http://www.din.or.jp/~tud/diary/2003/05.html#18)。 ついでに書いておくと、私が「どうして名前がないんだろう」と思ったのは、パトリシア・ハイスミスとジョナサン・キャロルなんですよね。 パトリシア・ハイスミスはたぶんもっ…